【初心者でも損しにくい!サラリーマン投資家が知っておくべきドルコスト平均法】

投資を行っている人の目的は当然「利益を出すこと」です。
社会保障制度の崩壊の可能性や、消費税率のアップなど、この先どうなるか分からない世の中で、
投資を行うことは将来の資産形成をする上で非常に重要だと言えます。
やるからには当然投資で失敗をして損失を被ってしまうことは避けたいはずです。
そんな方におすすめな投資手法が「ドルコスト平均法」です。
ドルコスト平均法はメリットのある投資手法ですが、デメリットが存在するのも事実。
そこで今回は、ドルコスト平均法の概要、メリット・デメリットなどを分かりやすくご紹介いたします。

目次

1 ドルコスト平均法とは?
2 ドルコスト平均法のメリット
3 ドルコスト平均法が向いてる投資、向いていない投資
4 サラリーマンにはドルコスト平均法の長期投資がおすすめ!

ドルコスト平均法とは?

ドルコスト平均法は、購入した金融資産の平均単価を平準化するときに用いられる方法です。
主に積立投資などで利用されます。積立投資とは、毎月一定額を支払い投資する方法です。
早速ですが、株式投資を例に見てみましょう。

(例)A社の株式を1万円分を、3カ月間続けて購入した場合

2018年4月1日:1株100円のときに100株を購入
2018年5月1日:1株50円のときに200株購入
2018年6月1日:1株200円のときに50株購入
2018年7月1日:1株400円のときに25株購入

上記の購入パターンが、ドルコスト平均法の最たる例です。

分散購入することで、1株当たりの平均値を調整してくれます。
特に、大量の金融資産を持っている人にピッタリな方法だといえるでしょう。

ドルコスト平均法のメリット

メリットは損失を抑える可能性が高いことです。例を見てみましょう。

(例)AさんとBさんが10万円を使ってA社の株を購入した場合

Aさんは「@100円のときに1000株」購入
Bさんは「@50円のときに1000株、@100円のときに500株」購入
購入後、1株40円にまで下がったとしましょう。
その場合、Aさんの損失額は「100円-40円」×1000株で6万円の損失です。
たいしてBさんの損失額は「50円-40円」×1000株と「100円-40円」×500株で4万円の損失で済みました。
つまり、購入時期を何度かに分けると損失を抑えられる可能性があるということです。
数百万円、数千万円単位で金融資産を購入する人は、リスクを抑えるために役立つ投資手法といっても良いでしょう。
ただし、一括購入時と絶対に損失額が減るとは限らないのでご注意ください。

例えば、Aさんが@100円ではなく@45円のときに購入したケースだと「45円-40円」×1000株で5000円の損失で済むため、
ドルコスト平均法を実践したBさんの方が損失額は多くなるのです。

◉ドルコスト平均法のデメリット

デメリットは、短期間で大きな利益が出づらいことです。
こちらも、例を見てみましょう。
(例)AさんとBさんが10万円を使ってA社の株を購入した場合
Aさんは「@100円のときに1000株」購入
Bさんは「@150円のときに500株、@100円のときに250株」購入
購入後、1株200円まで上昇したとします。
その場合、Aさんは「200円-100円」×1000株で10万円の利益です。
たいしてBさんは「200円-150円」×1000株、「200円-100円」×250株で7万5000円の利益です。
一括購入したAさんの方が2万5000円利益額が多い結果になるのです。
つまり、一獲千金を狙っている人にドルコスト平均法は向かないのです。
ただし、Bさんが@150円ではなく、@50円のときに株を購入したというように安値で購入した場合であれば、
一括購入したAさんよりも利益額は大きくなるのでご注意ください。

ドルコスト平均法が向いてる投資、向いていない投資

ドルコスト平均法は向いてる投資と向かない投資が存在します。
それぞれどんな投資があるか見てみましょう。

向いてる投資

変額保険:変額保険は、投資実績に応じて支給される額が変わる保険です。
市場が右肩上がりになる確率が高いため、ドルコスト平均法に向いてる投資といえます。
ただし、変額保険を満期前に解約すると元をとることはほぼできません。
また、仮に満期で解約しても保険商品によっては損失が出るケースもあります。
そのため、いろいろな視点からシミュレーションしたうえで変額保険へ加入することをおすすめします。
個人で変額保険を選ぶのが難しい方は、ファイナンシャルプランナー、保険・証券会社などで相談すると、
最適な保険を提案してもらえるので活用すると良いでしょう。

向いてない投資

・FX:FXは、2つの通貨のレート差を使って行う投資手法です。
FXの場合は、国の情勢が不安定になったり、世界的な不況が訪れるなどネガティブなニュースが発信された瞬間、
大暴落するかもしれません。
外貨によっては下がったレートが元に戻らず損失額が大きくなったり、
レバレッジがかかっている状況で大損失が発生し資金がなくなる可能性も0ではありません。
市場の右肩上がりが期待できる投資手法ではないため、ドルコスト平均法を使わない方が良いのです。

・金:金は価値が高いといわれていますが、価格の変動幅は大きいです。
FXと同様、世界情勢によって大きな値動きを起こします。
長期的に見て、値段が上がり続ける市場とはいえないため、ドルコスト平均法には向いてないです。

サラリーマンにはドルコスト平均法の長期投資がおすすめ!

長期投資を目的としている人が最重要視すべきはリスクをいかに抑えるかです。
ドルコスト平均法を使うとリスクを抑え投資を行うことができます。
。その一方、短期的な投資をして大きな利益を狙っている人には向かない方法です。
自身が行っている投資がドルコスト平均法と相性の良い投資方法か考えたうえで、行動に移すようにしましょう。