【株式投資初心者が知っておくべき株価チャートの見方】

株式投資を行うのであれば、必ず、過去と現在の株価の推移がリアルタイムで表示される「チャート」を使って
投資先の選定や売却のタイミングを判断していきます。
本記事では、株式投資を行うのであれば必ず知っておくべきチャートの味方についてわかりやすく解説していきます。

目次

1  チャートの見方の基本
2  ローソク足の見方の基本
  2.1  ローソク足の種類
3  トレンドの見方の基本
4  トレンドを中心に分析する長期投資がおすすめ

チャートの見方の基本

チャートは過去の株価の推移と、リアルタイムの値動きを表した表です。
この株価の推移を見て、投資家は株式購入や売却のタイミングを予想します。

 

 

 

 

 

 

チャート表はローソク足と呼ばれる記号が連なり構成されています。
ローソク足とは、一定期間の株の値動きを表した記号であり、
それが連なることで、大きな流れ(トレンド)を形成したものがチャートです。
チャートは小さな株価の流れである「ローソク足」と大きな株価の流れである「トレンド」を併せて見るのが基本です。

ローソク足の見方の基本

1つのローソク足には次の4つの株価の情報が含まれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ローソク足に含まれる情報

概要
始値 一定期間内で最初に取引が成立した株価
終値 一定期間内で最後に取引が成立した株価
高値 一定期間内で一番高く付いた株価
安値 一定期間内で一番低く付いた株価

また、ローソク足の色にも次のような意味があります。

ローソク足の色

概要
白色・赤色 株価が上昇している時に使われる「陽線」
黒色・青色 株価が下降している時に使われる「陰線」

このようにローソク足の「始値」「終値」「高値」「安値」の4要素とローソク足の色を組み合わせて見ることで、
各銘柄の株価の推移が分かります。
このチャートのローソク足の情報を元に株式投資家は株式の売買のタイミングを予想しているのです。

ローソク足の種類

ローソク足には、株価の上昇度合いによって次の5つの種類に分かれます。

ローソク足の種類 概要
大陽線 始値から終値まで株価が5%程度上昇した際に現れる。これが現れた際には、株価は強い上昇傾向にあり、今後も株価が上昇する可能性が高くなる。
大陰線 始値から終値まで株価が5%程度下降した際に現れる。
小陽線 始値から終値までの株価の下降幅が3%以下の時に現れる。
十字線 始値と終値が同じ価格の時に現れる。「高値」「安値」を表す上下のヒゲの長さに注目します。

また、5つのパターンの中でも、「始値」「高値」を表すヒゲが上下にどのように伸びているかによって、
次のようにさらに細かく分類されます。

ローソク足の種類 概要
太陽線
基本形
基本的な形の太陽線
陽の丸坊主
始値と安値、終値と高値が一致しているもの。今後も株価の上昇が期待できる可能性が高い。買い時を示す「買いローソク足」の代表格。
陽の大引け坊主
上側のヒゲが無い大陽線。始値から少し株価が下降したが、その後反転し上昇し高値で終了していることを表します。強い上昇期待を表し、今後も株価の上昇が期待できる可能性が高い。陽の丸坊主と同様「買いローソク足」の代表的存在です。
陽の寄り付き坊主
下側のヒゲが無い大陽線。始値から株価は上昇していたが、一旦高値をつけた後に下降して終値となっている状態を表します。基本的には今後も上昇する期待がある事を示しますが。一旦高値を付けてその後株価が下がっていることから下降傾向に転じることも考えられます。上側のヒゲの長さや、上昇が続いていたかどうかによって今後上昇するのか、下降するのかの判断が必要になります。
小陽線
基本形
基本的な形の小陽線
下影陽線
下側のヒゲが長い陽線。始値から下降傾向にあったが、その後持ち直して株価が上昇している状態を表します。今後も株価が上昇する期待が持てる「買いローソク足」に分類されます。
陽のカラカサ
下影陽線で上側のヒゲがなく、下側のヒゲが長いもの。始値から大きく下降した後、反転し高値で終値を迎えている状態を表します。相場転換のサインとなり強い「買いローソク足」です。しかし、これが底値周辺か、上昇相場かどこで現れたのかが重要になります。
上影陽線
上側のヒゲが長い陽線。始値から上昇傾向にあったが、その後反転して株価が下降している状態を示します。今後株価が下がる傾向が強いことを示すローソク足ですが、これが底値周辺か高値周辺か、どこで現れたかが判断基準になります。
陽のコマ
上下のヒゲと値動きが小さい陽線のことを陽のコマと呼びます。陽線の中で最も判断が難しいとされており、様子見した方が良い事を表すローソク足です。
陽のトンカチ
下ひげがなく、上ヒゲが長い陽線を陽のトンカチと呼びます。始値から上昇し高値を付けた後に下降している状態を表します。相場が転換するサインとして知られているローソク足です。
大陰線
基本形
基本的な形の大陰線
陰の丸坊主
始値と安値、終値と高値が一致しているもの。今後も株価の下降が予想できる可能性が高い。売り時を示す「売りローソク足」の代表格。
陰の大引け坊主
上側のヒゲが無い大陰線。始値から少し株価が上昇したが、その後反転し下降。安値で終了していることを表します。強い下降傾向を表し、今後も株価が下降する可能性が高い。陰の丸坊主と同様「売りローソク足」の代表的存在です。
陰の寄り付き坊主
下側のヒゲが無い大陰線。始値から株価は下降していたが、一旦安値をつけた後に上昇して終値となっている状態を表します。基本的には今後も下降する事が予想されるローソク足ですが、一旦安値を付けてその後株価が上がっていることから上昇傾向に転じることも考えられます。上側のヒゲの長さや、下降が続いていたかどうかによって今後上昇するのか、下降するのかの判断が必要になります。
小陰線
基本形
基本的な形の小陰線
下影陰線
下側のヒゲが長い陽線。始値から上昇傾向にあったが、その後株価が下降している状態を表します。今後も株価が下降する可能性があるため「売りローソク足」に分類されます。
陰のカラカサ
下影陰線で上側のヒゲがなく、下側のヒゲが長いもの。始値から大きく下降した後、反転し高値で終値を迎えている状態を表します。相場転換のサインとなるローソク足です。高値周辺で現れれば買いローソク足、逆に底値周辺で現れれば売りローソク足となります。底値周辺か、上昇相場かどこでこれが現れたのかが重要になります。
上影陰線
上側のヒゲが長い陽線。始値から上昇傾向にあったが、その後反転して株価が下降している状態を示します。今後株価が下がる傾向が強いことを示すローソク足ですが、これが底値周辺か高値周辺か、どこで現れたかが判断基準になります。
陰のコマ
上下のヒゲと値動きが小さい陰線のことを陰のコマと呼びます。陰線の中で最も判断が難しいとされており、様子見した方が良い事を表すローソク足です。
陰のトンカチ
下ひげがなく、上ヒゲが長い陰線を陰のトンカチと呼びます。始値から上昇し高値を付けた後に下降している状態を表します。相場が転換するサインとして知られているローソク足です。
十字線
基本形
基本的な形の十字線
一本線
上下のヒゲがない十字線のことです。買う側、売る側共に消極的な相場を表します。相場の勢いが止まった際に現れやすいローソク足です。
足長同時線
上下のヒゲが同じ長さの十字線のことです。売り側と買い側が拮抗している状態を表すローソク足です。相場の転換のサインとしても考えられます。
トウバ
上側のヒゲが長く、下側のヒゲがほとんどない十字線のことです。買いが多く発生しているが、売り側もそれに強く対抗している状態を表します。相場の転換点となることが多いローソク足です。
トンボ
下側のヒゲが長く、上側のヒゲが短い十字線の事です。始値より下降し、安値を付けた後に盛り返している状態を示します。高値周辺か底値周辺のどちらかに現れたかが重要なサインになります。
トンカチ
トウバとは逆に下側のヒゲが長く、上側のヒゲがほとんどない十字線のことです。売りが多く発生しているが、会側もそれに強く対抗している状態を表します。相場の転換点となることが多いローソク足です。

それぞれ特徴を持った様々な形状のローソク足の出現や、それらが相場のどの位置に現れるのかによってその後の株価の上昇や下降を予想していきます。

トレンドの見方の基本

チャートのローソク足が買いを示していたとしても、その後予想外に相場が下降に転じてしまうなど、
細かい値動きだけでは、相場予想外の動きに対応することができない場合があります。

そのため、相場が今どのような傾向にあるのか、相場の大きな流れであるトレンドも併せて考慮しておく必要があります。
トレンドとは、ローソク足が連なり形成された株価の大きな動きを示す指標です。
トレンドには次の4種類が存在します。

トレンドの種類 概要
上昇トレンド 陽線と陰線を繰り返しながらも株価が全体的に上昇してきている事を示します。
下降トレンド 陽線と陰線を繰り返しながらも株価が全体的に下降してきている事を示します。
ボックス相場 株価が上昇、下降せず一定の範囲で停滞している状態を示します。
三角持ち合い ボックス相場の中で、株価の上昇、下降の範囲がより狭くなっていく状態を示します。

トレンドを中心に分析する長期投資がおすすめ

このように、トレンドという大きな流れを見極めながら、
ローソク足の小さな流れによって株式の売買タイミングを分析していくというのが、
テクニカル分析であり、チャートの見方の基本になります。
短期売買になればなるほど予想が難しくなる最大の理由は、
トレンドとローソク足を併せた細かい分析が必要になってしまうためです。
長期目線であれば、大きな流れであるトレンドを中心に見ていけば良いため、
比較的初心者でも利益をあげやすい予想ができます。
そのため、サラリーマンや公務員のように知識や経験、情報でプロトレーダーに大きく劣ってしまう場合には、
短期目線のデイトレードなどよりも、比較的大きな流れであるトレンドを中心に分析する、長期投資がおすすめです。

小嶋和也
代表 小嶋和也
YELL合同会社 
ファイナンシャルプランナー

プロフィール
栃木県鹿沼市生まれ 33歳
消防士をしていた27歳の時、結婚をきっかけに資産運用の必要性に気づき独学で勉強を始める。
国内外で資産運用を学んだ後に32歳で独立、YELL合同会社を設立する。
現在は、日本全国にクライアントを持ち、米国株式スクールの運営や資産形成コミュニティーの運営をしている。
米国株式を使った資産形成サポートをはじめ、保険のプランニング、ポイントの有効活用など、主に公務員、サラリーマンの方の資産運用に強みを持つ。


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