【株式投資で失敗する人の共通点と、やってしまいがちな失敗例】

日経平均株価が最高値を更新したことから、株式投資が再び注目を浴びています。
また成功している芸能人や著名人が話題となり、羨ましいと思った方もいるのではないでしょうか。
しかし、実は個人投資家で株式投資の成果を上げている人は全体の一割程度。
あとの9割の個人投資家は思うように上手くいかないと悩んでいるようです。
そこで今回は株式投資で失敗する人の共通点と、やってしまいがちな失敗例を挙げながら、
実際にどうすれば株式投資の失敗を避けられるかをご紹介したいと思います。

目次

1  株で失敗する人の3つの共通点とは?
  1.1  勉強不足
  1.2  冷静に判断できない
  1.3  リスク管理を徹底していない
2  成功事例ではなく失敗事例から学ぼう

株で失敗する人の3つの共通点とは?

あらゆる物事には失敗はつきものですが、株式投資の場合、失敗する人には共通点があります。
そのため、株式投資の失敗しやすい共通点を事前に知っておくことでやらなくても良い失敗を避けられることができます。
失敗の金額に差はあるものの、株で失敗する人の共通点は下記の3つです。

勉強不足
冷静に判断できない
リスク管理を徹底していない
それでは、それぞれどのような事かを具体的にご紹介していきます。

勉強不足

「たまたまチャートを見ていたら、株価が急騰している銘柄を発見したので、これはチャンスだと思い、企業情報などを見ずに即買いした。
そろそろ売ろうと思ったが、銘柄がストップ安をつけてしまい、数日間売ることができなかった。
ようやく取り引きができるようになった時には株価が買ったときの半分になっており、損をしてしまった」
この事例は典型的な仕手株による失敗の一例です。
仕手株というのは仕手と呼ばれる団体が介入し、株価が操作された銘柄のことを指します。
仕手は大量に買い注文を集中させることにより株価を故意に吊り上げ、煽られた一般の投資家が群がったところで一気に売却して売り抜けて利益を確定します。
もし株式投資についてちゃんと勉強していれば、「仕手株」というキーワードが浮かび、即買いすることはなかったでしょう。
また、株を購入する前には株価収益率を調べる、企業情報を調べるなどの情報収集を怠ってしまったのも失敗の要因です。

冷静に判断できない

「保有していた銘柄の株価が下がってしまい、損が出てしまった。
上がることを期待してしばらく様子をみているうちに損失がみるみる大きくなってしまい、塩漬け状態になってしまった。」
株式投資を始める上で大事なのは自分の性格にあった投資スタイルを見つけるということです。
インターネット上の情報は玉石混在なので、誤った情報に振り回されない冷静さが必要です。
もし株価が下がってしまった場合は損切りをどこでするかが株式投資の結果を左右します。
一向に回復の兆しを見せない銘柄を保有して塩漬けになっている状態は精神的に自分を追い詰めます。
利益を出してないのに、損切りはしたくない、という気持ちも分かりますが、
ここは目先の利益に囚われずそれ以上の損失を避けるべきです。
株式投資につい熱中して冷静さを欠いてしまう人は、あらかじめ自分ルールを設定することをお勧めします。
例えば、株価が〇〇円まで上がったら売却をする、〇〇円まで下がったら損切りをする、
などと決めておきルールに従いながら株式投資をするべきです。

リスク管理を徹底していない

「知人から“信用取引”で儲かったと聞き、何となく始めたところ、買った銘柄の株価が下がってしまった。
知らずに信用枠目一杯で取り引きをしていたため、すぐ追証を受け、
慌てて追加証拠金を入金しているうちに貯金が底つき、借金を負う羽目になった。」
株式投資は信用取引という自分の手持資金以上の取引方法も可能です。
実際にこの信用取引は株式投資で大きく稼げる方法としてネット上でも様々なノウハウが掲載されています。
しかし、大きく稼げるということは、それだけ大きな損をしてしまう可能性もあるという事です。
信用取引にはどんなリスクがあるのかを調べることなく、他人の話を聞いて始めてしまったところが第一の失敗の要因です。
また、株式投資は余剰資金で始めるのが鉄則ですが、さらにその資金の中の「資金管理」が重要になります。
資金管理とはポジション管理とも言い、投資可能資金のうち、何パーセントを実際に投資しているのかを管理することです。
例えば100万円の資金のうち40万円を投資していれば、「40%のポジションを持っている」と表します。
このポジションの割合は株価の値動きをみて、増減させるのが資金管理です。
実例のようにそもそも投資資金に対して100%を上回るポジションで投資をすること自体が大変なリスクです。
そのため、プロトレーダーでもない限り、自分の身の丈を超えたリスクをとるやり方は避け、
きちんと自分の決めたリスク管理のルールを徹底することで堅実に株式投資で利益を積み上げていくことをおすすめいたします。

成功事例ではなく失敗事例から学ぼう

上述の失敗事例もそうですが、株式投資に失敗する人に共通するのは、
安易に聞きかじった成功事例を真似ているということです。
つまり人のやり方をそのまま真似るだけで、自分で考えることを怠っているということです。
しかし、株式投資は個人の経済状態や、投資に回せる自己資金の割合によりやり方は大きく変わります。
そのためたとえある人の成功事例を100%そのまま真似したからと言って、必ず成功するとは限らないのです。
成功事例よりもむしろ、多くの失敗事例を学び、同じ轍を踏まないようにしましょう。
それこそが、株式投資で成功する秘訣なのです。

小嶋和也
代表 小嶋和也
YELL合同会社 
ファイナンシャルプランナー

プロフィール
栃木県鹿沼市生まれ 33歳
消防士をしていた27歳の時、結婚をきっかけに資産運用の必要性に気づき独学で勉強を始める。
国内外で資産運用を学んだ後に32歳で独立、YELL合同会社を設立する。
現在は、日本全国にクライアントを持ち、米国株式スクールの運営や資産形成コミュニティーの運営をしている。
米国株式を使った資産形成サポートをはじめ、保険のプランニング、ポイントの有効活用など、主に公務員、サラリーマンの方の資産運用に強みを持つ。


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