【株式投資初心者が知っておくべき株の基礎知識】

会社員や公務員の資産運用方法として一番人気があるのが株式投資です。
実は会社員や公務員など本業で安定した収入が確保できる人にとっては、株式投資は将来に備えた資産形成に最適な手段の1つと言えます。
しかし、「株式投資に興味はあるけれど、株式や株式投資の仕組みが分からない」と株式投資に取り組むことを躊躇している方もいまだ多いのではないでしょうか?
本記事では、そんな株式投資初心者の方に分かりやすく、株式について、また株式投資の仕組みについての基礎知識を解説していきます。

目次

1  そもそも株式とは?
1.1  なぜ、投資家は株式を購入するのか?
2  株式の価値はなぜ変動するのか?
3  株式の価値に影響を与える要因
4  株式投資の仕組み
4.1  配当金とは?
4.2  株主優待とは?
5 株式投資はリスクとリターンの割合を自分で設定できる投資方法

そもそも株式とは?

株式会社は、株式を発行し、それを投資家に買ってもらうことで事業資金を調達します。
調達したお金で事業を拡大し、利益をあげるのが株式会社です。
つまり「この会社にいくら投資しました」という証明書として投資家に発行されるのが株式なのです。

なぜ、投資家は株式を購入するのか?

株式会社の株式を購入することで、投資家はその会社の株主となり、オーナーの一人として経営に参加することができます。
また、株式を保有する会社が利益を出せば、その一部を配当金として受け取ることができます。
また、株式会社の中には、株主に対して自社の商品やサービスをプレゼンとしたり、安く購入できる株主優待を行っているところもあります。
それだけではなく、株主の保有する株式の価値は会社の成長とともに変動します。

例えば1年前に1株100円で買った株が会社の成長によって価値が1株200円に値上がりした場合、株主はその株式を売却することによって1株につき100円の利益を得ることもできるのです。
このように株式によって資金調達を行い、そのかわりに株式を購入してくれた株主に対して、経営への参加権と、次の3つの利益を与えると言うのが株式の仕組みです。

1. 配当金
2. 株主優待
3. 値上がり益(キャピタル・ゲイン)

経営への参加権とこの3つの利益を得られ、預貯金などよりも利回りがよく、効率的に資産を増やしていけることから、投資家は株式を購入するのです。

株式の価値はなぜ変動するのか?

株式の価値は次図のように常に変動します。

 

 

 

 

 

 

一体なぜ株式の価値は変動するのでしょうか?
それは、ネットオークションによく似ています。
ネットオークションでは、みんなが欲しいと思う商品には沢山の入札が入り、金額もそれに応じて上昇していくと思います。
一方で、欲しいと思わない商品に関しては入札が入らず、出品者は金額を下げたりしながらなんとか売ろうとすると思います。
これと同様に、株式も需要があるほど価値が高くなり、一方で需要がなくなると価値も下がってきてしまうのです。

例えば、業績がよく、多くの利益を上げ続けている企業であれば、投資家にとっては配当金や今後の株価上昇によりリターンが多くなる可能性が高くなると考えられます。
そのため、その会社の株式を「買おう」する投資家の数が増えます。結果として株価が上昇していくのです。
一方で、業績が悪く、赤字を続けている企業は、投資家にとっては、今後株価下降により損をしてしまう可能性が高くなると考えられます。
そのため、その会社の株式を保有していた投資家達は損をする前に株式を手放そうと考えます。
結果として株価が下降していくのです。
このように株価は会社の株式の需要と供給の変化によって変動するのです。

株式の価値に影響を与える要因

先ほどご説明した通り、株式の価値は、株式の需要と供給によって変動していきます。
しかし、株価に影響を与えるのはそれだけではありません。
景気の動向や、今現在日本銀行が行っているマイナス金利政策などの金利、政府が行う政策、流行、新しい技術の開発、など実に様々な要因でも株価は変動します。

例えば、ガンの特効薬をある製薬会社が開発に成功しそう、という情報が流れたとしましょう。
情報をキャッチした投資家達は「きっと多くの医療機関がガンの特効薬を購入し、今後会社の業績がぐんとあがっていくだろう」と予想します。
すると、投資家達は、株価が値上がりする前に購入しておこうと考える人が増えます。
その結果として株式の購入が増え始め、株価はそれに伴って上昇していきます。
そしてガンの特攻薬の開発に成功したことが公になった途端にいっきに株式の購入量は増え、株価は一気に上昇していきます。

株式投資の仕組み

株価は実に様々な要因で上昇や下降を繰り返していきます。
この株式の価値の変動を予想し、株価売買の差額で利益を生むのが株式投資です。
また、株式投資には売買差額で利益を生む「値上がり益」だけではなく、株式を保有し続けることによって発生する「配当金」と「株主優待」と合わせて3つの利益を得ることができる投資方法です。

配当金とは?

株式は、株式会社が活動資金を民間から調達する手段として発行されます。
つまり、株式を購入するということは企業に活動資金を提供しているという事になります。
企業としては活動資金がなければ何も活動することはできません。
そのため、株式を購入してくれた株主に対して、企業としてあげた利益の一部が還元されます。
それが「配当金」です。
配当金は、企業で上がった利益に応じて、年に1〜2回支払われるのが一般的です。

しかし、今現在は年に3、4回と複数支払う企業もあります。
配当金は株を買ったすべての人がもらえるものではなく、各企業の決めた決算日に株主だった人に分配されます。
値上がり益に比べると利益は少なくなりますが、半年以上、または1年以上の長期投資を考えているのであれば、このような配当金制度を使い着実に資産を増やすミドルリスクミドルリターンの投資も選択肢の一つとして検討してみると良いでしょう。

株主優待とは?

株主優待とは、企業が自社のサービスや商品を株主に対して優遇してくれる制度の事です。
一番有名なのがJALやANAなど航空会社が行っている株主優待割引です。
配当金と同様に、株主優待を受けるためには各企業によって決められた決算日に株主である必要があります。
株主優待はすべての企業で行っている訳ではなく、全上場企業の約3分の1程度が行っていると言われています。
近年株主優待を目当てに投資を行う方も増えており、長期投資を考えているのであれば、配当金と合わせてこういった株主優待の内容にも注目してみると良いかもしれません。

株式投資はリスクとリターンの割合を自分で設定できる投資方法

株式投資は「値上がり益」「配当金」「株主優待」という短期投資から長期投資向きの利益がそれぞれ自分で設定できる投資方法です。
つまりプロトレーダーであれば、短期投資によってハイリスクハイリターンで大きな利益を、会社員や公務員のように本業がありなかなか相場を見る時間が取れないという方は、長期投資によってミドルリスクミドルリターンで堅実に利益を積み上げていく方法をそれぞれ自分の状況に合わせて選ぶことができる投資です。
少額からでも始められるため、将来のために何か資産運用を考えているのであれば、まずはリスクの低い長期投資から株式投資を考えてみてはいかがでしょうか。

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