【【これで基礎はバッチリ】意外と知らない金投資とは?】

金は昔からその希少性と価値が認められ、古代から長きに渡って資産として扱われてきました。
1970年代までは通貨の価値を金で保証するという金本位制の通貨制度が取られていたことからも
いかに私たちが金の価値と資産性を重要視していたかが分かります。
そのため金本位制が変わった今現在でも、金の高い資産性から投資対象として扱われることが多く、
銀行なども多くの金を資産として保有していると言われています。
現在は純金積立など毎月少額で金に投資をしていく金融商品などもあり、私たちでも金投資をしやすくなりました。
ここでは、そんな金に投資をするメリットやデメリットなど、
金投資を始める前に最低限知っておきたい基礎知識について分かりやすく解説していきます。

目次

1  金投資とは?
  1.1  プラチナ投資との違い
2  金投資のメリット・デメリット
  2.1  金投資に失敗しないために押さえておくべきポイント
3  金投資の種類
4  金投資の具体的なやり方と手順
5  金投資は守りの投資!資産を築いてから行うのがベスト

金投資とは?

金投資とは、その名の通り日々価値が変動する金を購入し売却することで利益を得る投資方法です。
金の価値は次の図のようにその日々変動しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【参考元:三菱マテリアル株式会社GOLDPARK「金価格チャート(1978〜2020)」】

金投資の最大の特徴は「金の価値が世界共通である」という点です。
例えば日本国が仮に経営破綻したとしましょう。
そうすると私たちの持っていた円の価値は紙切れ同然になります。
しかし、金の価値は世界共通です。
例え円の価値がなくなってしまったとしても、金を保有していれば金と他の国の通貨を交換することができます。
このようにもしも私たちの通貨に何かあった時に価値が減らない資産こそが金なのです。
次の記事には金投資が一体どんな投資方法なのか、また他の投資との違い、金の歴史などについても細かく解説してあります。

プラチナ投資との違い

金同様に価値があるものとして投資対象になっている鉱物は他にもあります。
それがプラチナです。
プラチナ投資も、金投資同様に通貨をプラチナに変えて保有し、売却してその差益を得る投資方法です。
こちらは1982年からのプラチナの価値変動を表したグラフです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【参考元:三菱マテリアル株式会社GOLDPARK「プラチナ価格チャート(1981〜2020)」】

金の価値変動に比べると少し変化が細かく激しいと思います。
変化が激しいということは、それだけ不安定ということです。
プラチナも装飾品だけではなく、触媒など工業製品としても使われる価値の高い好物ですが、
金に比べると価値が少なく、さらには金ほど価値が信頼されていないことがこのグラフから読み取れます。

金投資のメリット・デメリット

金投資のメリットは、先ほども紹介下通り「価値がなくならない」という点です。
そのため、「守りの投資」と言われたり「有事の金」とも言われ、国の経済が不安定だったり、
ニクソンショックやリーマンショックなど世界的な経済危機の際に価値があがるのはそのためです。
一方で、金投資は通貨や株式などとは違い金利や配当が基本的につきません。
「安い時に買って、高い時に売る」という売却益でしか利益があげられないのが金投資のデメリットと言えるでしょう。
また、金自体を紛失してしまうと価値が一気になくなってしまうので、ほとんどの場合、
そういったリスクを避けるため、貸金庫などに金を預けています。
預けている間は貸金庫代金などがかかってくるため、保有しているだけでは現金的にマイナスになってしまうこともあります。
この点も金など鉱物投資のデメリットと言えるでしょう。

金投資に失敗しないために押さえておくべきポイント

よく金投資は「安全だ」と高い安全性に注目されることが多いですが、
これは決して「損をしない」という意味の安全ではありません。
投資の知識がほとんどない人の場合、この認識を誤ってしまう事が非常に多く、現に損をしてしまう人もいます。
先ほどもご紹介したとおり、金投資のメリットは「世界的に価値が共通であり、価値がなくならないこと」にあります。
わかりやすく説明すれば、日本の財政破綻によって円が紙切れ同然となり、
100万円あった貯金の価値が0円になってしまったとしましょう。
同様の状況で例えば日本円は0円になってしまったけれど、50万円で買った金を持っていた場合、
その金を他の通貨に変えることができます。
その際交換できた金額が日本円に換算して30万円ほどだったとしても、お金に変えることができただけで有難いはずです。
実際には、長期目線で金の相場は伸び続けているのですが、
購入と売却のタイミングが悪ければ損をしてしまう可能性も十分にあります。
そのため「金投資で大きな利益を得たい」という人にはおすすめの投資方法ではありません。
貯金がたくさん溜まってきたからそのうちの一部を何かあった時のために
「価値を保全しておこう」という「守りの投資」であれば、金は一番最適な投資方法と言えます。

金投資の種類

金投資で投資対象となるのは金です。
しかし、どのように金に投資をしていくのか、投資の仕方によって金投資には次のように様々な種類があります。
金地金(インゴット・金の延べ棒・ゴールドバー・金塊):成形された金を購入する方法。
500グラム未満の場合には加工手間賃のバーチャージがかかる。

・地金型金貨・・・金貨に成形された金を購入する方法。成形の手間賃としてプレミアムがかかる。
・純金積立・・・月々1,000円〜毎月一定額分の金をコツコツと購入していく方法。購入手数料などがかかる。
・投資信託・・・金に関する金融商品を購入する方法。手数料がかかる。
・ETF(上場投資信託)・・・株式投資のように金を売買することができる。投資信託よりも自由度の高い取引ができる。
・先物取引・・・将来ある時点で金をいくらで購入するという約束でその権利を購入する方法。利益も大きいが損失も大きくなる可能性がある。
・CFD(差金決済取引)・・・自分の資金以上の金投資を行うことができる方法

どの方法で金投資をやるかは人によって様々ですが、会社員や公務員など投資に対する知識があまりなく、
投資にかけられる時間も少ない場合には、純金積立や金地金や地金型金貨などが一般的です。

金投資の具体的なやり方と手順

金投資は先ほどご紹介したやり方によって、次のような方法で取引することができます。

・金地金(インゴット・金の延べ棒・ゴールドバー・金塊):地金商、貴金属店、宝飾店、鉱山会社、
・精錬会社、金融機関、百貨店などを通じて取引。
・地金型金貨:地金商、貴金属店、宝飾店、鉱山会社、精錬会社、貴金属取扱商社などを通じて取引。
・純金積立:地金商、貴金属店、商社、証券会社などを通じて取引。
・投資信託:証券会社を通じて取引。
・ETF(上場投資信託):証券会社などを通じて取引。
・先物取引:証券会社などを通じて取引。
・CFD(差金決済取引):証券会社などを通じて取引。

主に金投資は、直接購入することは珍しく、すべて地金商や貴金属店、貴金属取り扱い商社、
証券会社、金融機関などを通じて行われるのが一般的です。

金投資は守りの投資!資産を築いてから行うのがベスト

金投資はその性質上、会社員や公務員が利益を得るのに向いていない「守りの投資方法」です。
そのため、これから資産運用を考えようと思っている人にはおすすめの投資方法ではありません。
ある程度資産を形成し、その上でその資産を守るために1部の資産を金に投資するというやり方がベストです。
もしくは、手数料はかかってしまいますが、地道にコツコツ積み上げていける
純金積立などは会社員や公務員におすすめの投資方法と言えます。

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